Webディレクターのおどりば

1981年生まれ40代のクチコミ・体験談

妻が不妊治療中の夫の本音。子を授かりました

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43歳の妻が不妊治療中の夫の感想

不妊治療で2人の子を授かりました

私たち夫婦は妻側の不妊治療で、幸いにも2人の子を授かりました。

その当時の夫婦の年齢とかかった不妊治療期間です。

  • 2018年 娘が誕生時、妻37歳、私(夫)39歳:不妊治療期間1年間
  • 2024年 息子が誕生時、妻43歳、私(夫)45歳:不妊治療期間1.5年間

2人目の息子の不妊治療開始時は妻は41歳でした。

助成金や保険適用されるのは43歳までなので、「43歳になったら不妊治療を辞めよう」と決めて不妊治療をはじめました。

不妊治療をはじめる前の子供に対する本音

私(夫)は子供と遊ぶのは苦手ですし、興味はない方でした。趣味が多く、一人旅も大好きです。
自由な時間を奪われそうだし、子供はいてもいいけど、いなくてもいいかな。どちらでもよいのが本音でした。

 

妻は私よりも子供に興味はありませんでしたが、妻の周りの親友たちが急に子供ができはじめ、その影響で子供がほしくなったみたい。

 

結婚するときも妻は私より興味がありませんでしたが、周りの親友たちが急に結婚しはじめ、、、妻はもともと流されやすい性格なのです。それが妻が33歳くらいの時期です。

不妊の原因と不妊治療をはじめるまでの経緯

妻が子供がほしくなった時期、子宮にまつわる病気が見つかり、手術で対処しましたが、経過観察のため、1年くらいは妊娠をひかえる必要がありました。

 

その後、子作りを意識しましたが、1年くらいなかなか妊娠の兆候がありません。

そこで、妻がネットで調べてクチコミなどを参考にしながら、都内の不妊治療専門クリニックに行ってみました。

 

妻だけでなく、私も検査を受けました。それが妻が35歳くらいのころ。
結果、私の精子はまあ普通。
妻の方は卵管が片方詰まっていて、卵子や精子が通りにくいらしいとのこと。

とはいえ、卵管が直接的な不妊の原因ではなく、年齢や体質のほうが子供ができにくい原因があるみたいです。

不妊治療に対する本音

前述の通り、私は子供が絶対にほしい!というモチベーションはありません。

ただ、一生一緒にいるパートナーである妻がほしいというのなら、それが妻の幸せなら、私の幸せでもあるので協力はしたい。そんな感じです。

 

「不妊治療」と聞いてパッと浮かぶのは、高額な医療費がかかる。妊娠しても流産してしまったときの心理的負担。どんな治療があり期待できる効果の違いは何か、、、不安なことがたくさん浮かびます。

 

私はもともと旅行や車購入など時間やお金を使う大きな物事に対しては、緻密な調査のうえ、納得してから推し進めるタイプですが、「不妊治療」に関してはあえて何も調べませんでした。

 

「命」に関わることです。

不安なことを考え出したらキリがないですし、いつまでかかるのか、いくらかかるのか、それでも必ず子を授かるとは限らない。

考えだしたら不安で眠れなくなるかもしれない。。。考えることを避けました。


過度な期待はせず、「授かったらラッキーだ」

そのくらいに考えておくことにしました。

不妊治療の種類とレベル感

他にも不妊治療の種類があるかもしれませんが、私が体験した不妊治療です。

4種類あり下に行くほど受精の確率も料金も上がります。

(専門家ではないので、あくまで私が理解している言葉で書きますご了承くださいませ。)

  1. タイミング法:医師が排卵予定日を教えてくれるので、なかよしの日を合わせる
  2. (人工授精)子宮内精子注入法:子宮内に直接精子を注射器で注入する
  3. (体外受精)媒精法:卵子に精子をふりかけて培養。受精し卵子が育てば子宮に戻す
  4. 顕微授精法:顕微鏡で拡大視しながら、元気な精子を直接卵子に注入し受精の手助けを行う。受精し卵子が育てば子宮に戻す

それぞれ何回実施したかは覚えていませんが、高齢出産になり時間が限られているのもあり、より受精の確率が高く費用もかかる顕微授精法を一番多く実施したと思います。

顕微受精法は、卵子の個数にもよりますが1回の実施で15〜20万円くらい費用かかったと思います。(保険適用前の費用)

 

精子精液を病院に運ぶまでに気をつけたこと

上述の不妊治療の2〜4は精子を3時間以内に病院に持っていかなければなりません。

 

精子は病院から支給されるプラスチックの小さなカップに入れます。

 

精子は紫外線に弱いらしいので、カップの外側は紫外線を通さないアルミホイルで包みました。

 

適度な温度に保つため、夏も冬もカップを保冷バックに入れて持っていきました。
特に冬の寒い日は、嫁が胸の谷間に挟んで持っていくこともありました。

 

2人目の不妊治療の時は、念の為、通院していた不妊治療専門クリニックで売っていた精液運搬用保温器「SEED POD(シードポッド)」も購入しました。
ステンレス製で保温マグカップ、保温水筒のような素材です。見た目の通り、保温性に優れ、紫外線も通さないでしょう。

この「SEED POD(シードポッド)」の中に精子を入れたカップを入れて運びます。Amazonでも同じものが売っているのですね。

TENGAヘルスケア SEED POD(シードポッド)

病院に着くと、毎回精子の状態を医師が確認するのですが、妻の話によると、毎回、よくも悪くも「普通」という評価でした。
評価ポイントは、量、元気な精子の割合とかみたい。奇形が少なく、運動している精子が多いと「良い」ということですね。

 

大抵は妻が病院に持っていってくれるのですが、朝から病院の予約が入っている日は、逆算して6時など早朝に起きて、精子を出すのはしんどかった、、、

 

ですが、私にできることはこれくらいですし、妻の通院の手間、診察や治療の心労に比べたらがんばらないと、、、と思いました。

不妊治療中に普段気をつけたこと

妻が気をつけていたこと

妊活中は、とにかく体を冷やさないように気をつけていました。

水は常温で飲んだり、秋や冬は常に腹巻をしてお腹を温めていました。

 

体温が低いと栄養を運ぶ血流が悪くなり、卵子の質が低くなったり、排卵しにくくなったりする可能性があるそうです。

夫(私)が気をつけていたこと

正直、私はそんなに気を遣うことはありませんでした。

よく注意すべきと言われる喫煙はもともとしていませんし、飲酒のたまにの飲み会に嗜み程度(3杯くらい)。

普段からウォーキングやジムには行く習慣がある方で、筋トレガチ勢ではないにせよ、体型を維持するくらいは妊活によらず普段から気をつけていました。

ストレスがある日や寝不足もたまにはありますが、防ごうと思って簡単に防げるものでもないですし、気にするほどの頻度はなかったと思います。

 

ちょっと意外だったのは、禁欲しすぎない方がよい、ためすぎない方がよいという点です。

精子は毎日つくられるので、新鮮で元気な精子を保つには、適度に入れ替えをしたほうがよいのですね。

無理に我慢して古い精子をためすぎてもよくないわけです。

「量」より「質」をイメージしていました。

不妊治療で受精や妊娠がうまくいかなかったときの本音

医師の手による施術後、受精や妊娠がうまくいったか、数日後に妻が結果を聞きに行きます。

 

子供はいてもいなくてもどちらでもよい。と思っていたものの、治療をはじめたからにはほしいです。

 

けど、子供がほしい!という気持ちより、はやくこの不安な治療期間を終わらせたい。出費もしんどいから終わりにしたい。という思いの方が強かったと思います。
終わりが見えないマラソンのゴールに辿り着きたい、目標を達成したい。それが本音です。

 

妻は結果をすぐにLINEで教えてくれたり、教えてくれなかったり、まちまちです。
仕事後の妻との夕食の時間でも教えてくれなかったりします。

 

妻が教えてくれないときは、よくない結果だったのかな、、、言いたくないのかな。こっちから聞きにくいなあ。。。
と気を遣っているのですが、いざ勇気を出して聞いてみると、結果の良し悪しに関わらず、ただ教えるの忘れてただけでした。

 

とはいえ、結果は絶対にすぐに教えてね!
とも言えない。

 

実際に治療を受けているのは妻ですから、私には想像できない苦労があるわけで、結果を言いたくないときもあるでしょうから。

うまくいったとき

「そうか、よかったね!」

とは言いますが、かなり、かなりおさえ気味に喜びを伝えました。

 

受精や妊娠したとしても、10ヶ月後に元気に産まれてくるまでは長い長い道のりがあります。途中で何があるかわかりませんから。

うまくいかなかったとき

「そうか、残念だったね。」

とは言いますが、さらっと済ませます。

 

なぜうまくいかなかったか、詳細な原因を聞きたいところだけど、知ったところで過去のこと。結果は変わりません。

 

私の精子の状態は毎回普通らしいので、次への努力のしようもない。
それに、妻には私が計り知れないショックもあるかもしれませんから、詳しく話したくないかもしれません。

 

うまくいったときでも、うまくいかなかったときでも、感情を露わにし、妻に過度な期待や不安を与え、プレッシャーを与えたくなかったですし、自分自身も過度に期待をもたないように感情を抑えました。

 

不妊治療中に特に辛かったとき

トータルで2年半不妊治療の期間があり、2人の子供を授かる2回以外は、うまくいかなかったわけです。

辛い出来事は何度もありました。

  1. 採卵
    排卵誘発剤を服用。大きく元気な卵子を数多く発生させ、卵子を取り出す。
    採卵しても次のステップにすすめる卵子が一つもないこともある。
    数多くの元気な卵子を採卵できれば、凍結させて保存できるので、採卵する頻度が減り、妻の体の負担が減る。
  2. 受精
  3. 卵が育つ
    細胞分裂を繰り返す
  4. 卵を子宮に戻して着床(妊娠)
  5. 子供が子宮の中で育つ
  6. 出産

出産まではざっとこんなステップですが、出産に近づくほど期待は高まります。

途中でステップが止まってしまったとき、期待の大きさに比例してショックは大きくなります。

 

着床し妊娠を確認した前後あたりのステップ(「5.」の初期)で成長が止まってしまった場合、未だ小さいこともあり、何もしなくても自然と流れ出ることになります。

 

大きくなってからだと、自然には流れ出ないので、手術で取り出す必要があります。

1度経験があります。

妻の話によると、切開することはありませんが、麻酔はするらしいです。

 

ここまでくると「流産」と言われるのでしょうが、当時は認めたくないのか、こわいのか、流産という言葉は使えませんでした。

 

ステップ「5.」以降で成長が止まってしまうことも何度か経験しました。

私よりもずっと妻の方が色々思うことはあるだろうけど、妻はケロッとしてる方でした。(真意はわからないが、私にはそう見えた)

私はその度に不妊治療をやめたくなったのが本音ですが、口には出しませんでした。

妻の方が辛い思いをしているだろうに、妻が続けるつもりなら、私からやめるとは言えない。。。

(ココナラ)本ブログ著者が不妊治療体験談の質問に答えます ≫

ほっとしたとき

妊娠してから5ヶ月後くらいの安定期に入ると、いったんほっとできました。
中間ゴール、マイルストーンですね。

 

家族になら妊娠を告げられる頃ではありますが、元気に産まれるまではわからない。
と、私は思っているので、喜びはひかえめに報告しました。

不妊治療をして変わった価値観

43歳の妻の不妊治療費はいくらかかるのか

お金にシビアになりました。

 

不妊治療はお金がかかりますから、まず副業に拍車がかかりました。

もともと「趣味の一環」で副業をしていましたが、不妊治療を始めてからは「稼ぎたい」気持ちは強くなりました。

 

不妊治療をはじめるまではお金は銀行に預けているだけ。せいぜい「ふるさと納税」するだけでした。
毎月いくら使ったかも把握しておらず、とりあえず先月より貯金が増えていればいい。そんなザルな感じでした。

 

不妊治療をはじめてからは、iDeCo、NISAはもちろん、WealthNaviや個社株など資産運用や税金対策も一気にはじめました。

複数口座があり管理しにくいので、マネーフォワードで管理しています。

今のところ、手を出した資産運用は軒並みプラスです。
子どもが産まれるとさらにお金がかかり続けますから、資産運用を始めてよかったと思っています。

 

不妊治療をして意外だったこと

お金さえ払えば何度でも実施できるわけではない

卵が発生するのは月に一度ですし、卵子の状態がよいとは限りません。妻の体を休ませたりで、毎月かならず実施できるとは限りません。

毎月卵子を取り出さなくても、卵子を凍結させて保存しておいて、次の月も実施できることはありますが、年に4〜5回の実施になるのではないでしょうか。

病院以外もお金がかかる

妻には、「やるだけやってから諦めたい」
との思いがあり、一回1万円くらいの不妊治療の整体や鍼灸に通い、一箱2〜3万円する漢方も買いました。

 

本当に意味があったのか?
わかりません。

 

また、病院に通うにも、鍼灸院に通うにも往復の時間と交通費がかかります。

これらも不妊治療に含めるとすれば、私たちの場合、不妊治療総額の半分は占めると思います。

知っておいてよかったこと

鍼灸院や整体にかかる費用、個人で買った漢方薬、交通費に対して、助成金が出たり保険適用はありませんが、
確定申告で医療費控除を受けることができます。

 

医療費控除できる金額の上限は200万円です。

1人目の子供のときの不妊治療一年目は、不妊治療専門クリニックの治療代も含めると、200万円を余裕で超えました、、、

2人目の不妊治療開始時の本音

私は子供1人で十分に幸せでしたが、妻の希望で2人目の妊活をはじめました。

 

はじめは妻が基礎体温計で排卵日のタイミングをはかりながら自然妊娠を試しましたが、なかなか妊娠にはいたりません。

 

妻の年齢も40歳を過ぎて高齢出産になるので、はやめに不妊治療専門クリニックに相談することにしました。

 

私自身は2人兄弟です。

大人になると改めて兄弟がいると心強く思うことが多く、兄弟がいて本当に良かったと思っているので、子供のためを思うなら兄弟はいたほうがよいとは思っています。

ですが、妻は40歳を超えていたし1人目の不妊治療より妊娠のハードルは高いのではないか。
またあの不安な日々を過ごしたくないのが本音でした。

 

子供がオムツを卒業して手もほとんどかからなくなりホッとしたころです。

2人目がほしい!一度しかない人生だから後悔したくない。
という妻の思いがありました。

 

1人目であんなに苦労したのに、それを超える覚悟と意志があるのか、、、
短期で諦めがちな私には理解できませんが、私もできることなら2人ほしい気持ちもあったので、協力することにしました。

2人目はなかなかうまくいかなかったときの本音

2人目の不妊治療開始当時、妻は41歳。

助成金や保険適用されるのは43歳までなので、

「43歳になったら不妊治療を辞めよう」

と決めて不妊治療をはじめました。

 

私としては、不安な日々が無限に続くよりは、期限があるのは少し安心でした。

 

2人目の不妊治療では、1人目のときのクリニックAではなく、家の近くに評判の良い不妊治療専門クリニックBがあるのを知り、そちらに通うことにしました。

クリニックBは、家から自転車で通えるので通院は便利ですが、1年間治療して妊娠するものの、うまく育ちませんでした。

 

妻によると、治療内容や医師に納得いかなかったわけではありませんが、「1年間通ったし、とりあえず病院を変えてみよう」そんな気持ちで病院を変えました。

病院を変えたいことを医師に告げると、特に反対意見やリアクションはなく、淡々と推薦状を書いてくれたそうです。

きっと私たち以外にもそのように病院を変える方はいるから慣れているのでしょうね。

 

都心で評判の良い不妊治療専門クリニックCに変更し、結果、半年後に妊娠。
不妊治療を卒業することができました。

 

実際の子育ての本音

1人目は女の子というのもあるのか、その子の天性の性格なのか、私は子育てに苦労を感じたことはありません。

私も当時40歳くらいですから、社会にもまれ、難しい大人ともたくさん付き合ってきましたから、子供の多少のわがままはストレスに感じなかったのかもしれません。

 

娘がお花が咲いて喜んだり、生き物に感動したり、季節を感じられるようになり、人生が豊かになった気がします。

 

2人目は男の子ですが、こちらも苦労を感じません。
1人目を育てたから余裕があるのかな。

まだ0歳でよくわかりませんが、娘よりは声も腕力もパワーがあります。

年間いくらくらい不妊治療にかかったか

私たちが不妊治療をしていたころは、保険適用外で、補助金や控除で約半分は返ってくるものの、それでも年間150万円〜200万円の実出費はあったと思います。(鍼灸院、漢方、交通費も含む)

 

今(2025年1月現在)は保険が適用されますから、1/3の出費で済みますし、補助金をもらうための面倒な申請作業もありません。

 

保険適用は妻が43歳までですから、早めの不妊治療の実施を、私はおすすめします。

(ココナラ)本ブログ著者が不妊治療体験談の質問に答えます ≫

まとめ

私は短気で諦めは早いタイプ。
妻はじっくり諦めないタイプ。

 

私と妻の共通点は、
楽観的で気持ちの切り替えは早いこと。

お金や物に執着はなく、旅行やイベント、美味しい食べ物など体験を重視することです。

 

だから、つらいことがあっても気持ちを切り替え、高額な医療費も苦にはならなかったのかも。
2回でトータル2年半の不妊治療も耐えられたかもしれません。

 

私がもし妻の立場ならば、そもそも不確実で結果が出るとは限らない不妊治療にチャレンジしなかったかもしれないし、不妊治療を1年も続けられなかったかもしれません。

 

2人の子供を産んでくれた妻を尊敬します。

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